中国・洛陽市に佇む白馬寺は、単なる寺院ではありません。ここは、1600年以上も前にインドから仏典を持ち帰った高僧・曇無憤(どんむへん)が開いた、中国における最初の仏教寺院です。歴史の重みと宗教的意義が息づくこの地を訪問すれば、まるで時空を超えて古代に旅をしているかのような感覚を味わえます。
白馬寺の魅力は、その壮大な建築物だけではありません。広大な境内には、数多くの仏像や仏教美術品が安置されています。中でも、唐代の傑作である「大日如来像」は必見です。その威厳と慈悲に満ちた表情は、見る者を静寂の世界へと導いてくれます。
さらに、白馬寺では定期的に仏教儀式や法会が開催されています。これらの儀式に参加することで、仏教の教えに触れるだけでなく、中国の伝統文化にも深く触れることができます。
白馬寺の観光情報まとめ
情報項目 | 内容 |
---|---|
住所 | 中国河南省洛陽市洛龍区 |
開館時間 | 午前8時〜午後5時 |
入場料 | 人民元20元(約350円) |
公式サイト | http://www.bmsi.org/ |
白馬寺は、単なる観光スポットではなく、歴史と文化を体感できる貴重な場所です。洛陽市を訪れる際には、ぜひ白馬寺に足を運んでみてください。きっと忘れられない思い出になるでしょう。
少し面白い話: 白馬寺の「白馬」とは、実は仏陀が乗り移った白馬の伝説からきています。その白馬は、その後中国に伝来し、寺院の名前にもなっているそうです。今では白馬の姿を見ることはできませんが、白馬寺のシンボルマークには白馬が描かれており、その歴史を感じることができます。